こんにちは、SAATです。

うちみたいな小さなお店を信用してカスタムや修理を依頼してくださって、本当にありがとうございます!
ありがたい事に、全国から様々なご依頼をいただいておりますが、久しぶりに記事にしてみました。

今回は東京都のD様からのご依頼で、依頼内容は電動ハンドガンの初速アップというシンプルな内容ですが、バラしてみたら内部の状態がかなり悪かったので、「キレイにしたらどれくらい変化があるだろう?」と思い、そこから写真を撮り始めました。

メカボックスを開けたところです。
いあ~、なかなかなドロドロ具合です。
さすがにここまでグリスまみれだとメカボ内のグリスが吹き出していて、ノズル→チャンバー→インナーバレルまでグリスが攻め込んできてました(^_^;)

きっと弾道にも影響していたことでしょう・・・。

ということで、まずは洗浄から始めます。
インナーバレル、チャンバー、メカボをゴシゴシ・・・シューッ、ゴシゴシ・・・シューッ。
はい!キレイになりました(^o^)/
今回はスプリング交換だけで、インナーバレルはノーマルのまま使用します。
はい!組み終わりました!
M9A1は加速シリンダーなので、エア容量をかせぐためにシリンダーもフルシリンダーに交換です。
はい、完成です。
では、実際に試射してみましょう。
数値の変化はこんな感じです。
初速はスプリングとシリンダーの交換で、約62m/s→約74m/sと12m/sほどアップしました^^
サイクルはバッテリーの状態や、シム調整の効果もあるのでしょう。
強化スプリングを入れたのに、14.1発/秒→16.9発/秒と秒間3発近く向上しました!
弾道も、電ハンらしいスーッとした弾が出てます^^

全ての銃でこれだけの違いが出るわけではありませんが、たまにはメカボ内部までキレイにしたほうがいいですね。
電ハンに限らず、皆さんの電動ガンは大丈夫ですか?・・・フフッ