今回はブログっぽい内容を書きました。

東京マルイの「M4パトリオットHC」と「Mac10」です。

M4パトリオット 千葉県 O様
Mac10 福岡県 S様

ご依頼、誠にありがとうございました!

パトリオットは以前にもブログにアップしましたが、内部や細部の写真を撮っていなかったので、今回は写真もちゃんと撮りました。
しかーし、Mac10の方は撮り忘れたのでイメージ写真です・・・スミマセン。

分解の手順なんかは親切なサイトがたくさんあるので、そちらをご覧ください。


【東京マルイ M4パトリオットHC】

今回M4パトリオットに使用したパーツはこんな感じです。
・LayLax プロメテウス ハードピストン
・流速&ハイサイ用 M100スプリング
・スタンダードM4用 ストックパイプ
・マグプルタイプ CTRストック
・QDスイベルマウント

マルイのハイサイクルシリーズの場合アングスのHC用スプリングを使うのが普通だと思うのですが、ピストンを交換することにより通常のスプリングが使えるようになるので、今回は当店のカスタムに使ってるスプリングを使うことにしました。

ピストンヘッドはノーマルを使いました。

ピストンはピストンヘッド側を3枚カットしました。

 

 

 

 

ピストン動作時のエア抵抗を軽減するために、吸気ホールを開けました。

2mm×6穴にしようと思ったのですが、強度を考慮し2mm×4穴にしました。

テーパーはあえてつけませんでした。

 

 

 

スプリングガイドも入れたかったのですが、パーツを選びだすとキリがないのでノーマルを使用。

M100のスプリングを3巻きカットです。

通常なら3巻きカット程度では危険な数値しか出ませんが、フルストロークしないので、これで概ね90m/sくらいになるだろう・・・。

 

 

とあえず発射可能な状態になりました。

気になる初速は・・・。

 

 

 

 

こんな感じになりました。

BB弾:S&T 0.2gバイオBB弾
バッテリー:7.4v1850mAhリポバッテリー
初速:92~93m/s
サイクル:23.6発/秒

ちなみに、ノーマルだとこんなでした。
初速:78~79m/s
サイクル:24.5発/秒

お客様のご希望で、スリングベルトが取り付けれるようにしてほしいとのことでしたが、プレートを挟むタイプの物だとあまりにも出っ張りが少なくなり、強度に問題があるのでレイルに取り付けるタイプにしました。

ポカンと空いた隙間は、ゴム板をカットして塞ぎました。

 

 

 

 

 

はい、完成!
「ストック付けたらパトリオットの意味ないやん」とか「CRWでいいやん」という意見もあると思いますが、私はこの形好きです。

今回チャンバーはノーマルのままですが、弾道が少し曲がってたので組み直して曲がりを修正しました。

重量は2145g(バッテリーなし)でした。
ドットサイトにもよりますが、これならバッテリーとドットサイトを装備しても2500gくらいでしょうから、かなり軽量で使いやすそうです。


【東京マルイ Mac10】

写真を撮り忘れたのでイメージ写真です。

こちらのMac10は、お手持ちの銃を送ってもらいカスタムしました。
使用したパーツはこんな感じです。
・ライトカスタム(PDI6.01バレル、LayLax パワースプリング)
・PDI ショートフロントキット
・PDI ショートフロントキット用 ショートレイル
・マルイ ショートフォアグリップ

「耐久性を考慮し初速は85m/sくらいにしてください」というご希望だったので、そのまま組んでしまうと90m/sは出てしまうので、スプリングをカットすることで83~84m/sになるよう調整しました。

片手でも十分扱えるほど軽量コンパクトな銃ですが、いざ両手で構えようとした時にベルトタイプのフォアグリップって構えにくいなぁと思うのは私だけでしょうか。

これだと最大4面までレイルの取り付けが可能なので、フォアグリップでけではなくライトやバッテリーケース等も装備できるようになり、拡張性が広がります。