悲劇は突然訪れた。

それは2020年4月30日(木)、AM8:30頃の出来事でした。
小学校に子供二人を車で送ったあと、見通しの良い交差点で左方から一台の車が接近してるのに気付きました。

いつも通ってる道路で、交差道路に一時停止があるのも知ってたので「たぶん止まるだろう」と思いながら交差点に接近していきます。
ところが相手の車の速度が一向に落ちるような兆しがありません。

ブレーキを構え、注意深く相手の車の動きを観察します。
そうしてる内に交差点が近くなってきたので、「こりゃ突っ込んでくる!」と思いフルブレーキング!
いくらある程度手前からアクセルを外していて速度は落ちていたとはいえ、車はすぐに止まりません。

交差点の手前までに止まることができず、交差点へ侵入してしまいました。
その瞬間・・・

ドン!!

という大きな音と同時に、激しいショックを感じた瞬間に車体はスピンモードに入り、そのままフェンスに刺さってしまいました。
交通事故です。
それも、なかなかに激しい事故です。

しっかりと踏ん張ってたこともあり、私の方は特に酷いケガはなかったので相手の運転手さんの救出に向かいました。
相手の方が落ち着いてからその時の話を伺うと、「ボーっとして全く気付きませんでした」とのこと。
完全にノーブレーキだったそうです。

でしょうね。
結果、フレームの左サイド&Bピラー&Cピラーにフロント回りがイッてしまい、私の通勤快速SAAT号は一発全損のクリティカルヒットです。
後部座席を中心にヒットしてるので、もし子供が乗ってる時だったらと思うとマジでゾッとします。
子供を送った後で本当に良かったです。

さーて、ここらが大変です。
3日後くらいから首や肩、腰が痛み始め、酷いときにはハンドル回したり長物の銃を持ってふとした瞬間に激痛が走る事があり、ハンドル操作を誤ったり銃を落っことしそうになった事もありました。
それに、保険会社とのやり取りがこんなに面倒だとは知りませんでした。

とりあえず代車があるので移動はできますが、いつまでも代車というわけにはいきません。
病院に通いながら次の車も探さないといけません。

保険がどのくらい保険が下りるのか分からないので、予算も決められないのに車探し。
本当に困ったものです。

右往左往してると、知人の知人から「もう乗らない車があるから・・・」と、車を安く譲ってもらえることになりました。
ありがたい!

オーナー様にバタバタと書類を集めていただき、私もバタバタと書類集めスタート。
数日後に保管場所標章が発行され、急いで大分陸事へ。
久しぶりに陸事に行きましたが、相変わらず手続きは面倒ですね。
まぁ係の方の説明の通りに動けばいいだけなんですけね。
ということで、次の愛車となったのは・・・

平成17年式 E11 日産 ノート 走行距離18万km

走行距離はけっこう走ってますが、贅沢は言えません!
しかしながらこのノート、HIDヘッドライトに純正フルエアロ、ナビにオートエアコンに15インチアルミ(標準は14インチ)となると、そこそこ上の方のグレードではないかと。
おまけにソナーセンサーまで装備してました。

このままで何の問題もないのですが、そこが車好きの悲しい性。
色々と気になるところが・・・。
・ハッチバックのドアに貼られたステッカーたち。
・ボロボロになったハンドル表面。
・黄色く変色したヘッドライト。
・タイヤとフェンダーの隙間と、フェンダーから奥まったところにあるホール。

ということで、さっそくリアドアのステッカーたちを剥がしスッキリさせました。
お次はハンドルです。
さすがに15年も前の車ですし、そりゃあ18万kmも動いてるとなるとハンドルもボロボロになるでしょう。
このままだとザラザラして手触りが悪いので、カバーを付けます。
カポッと被せるタイプのカバーは太くなってしまうので、薄く仕上がる編み込みタイプにしました。
こんな感じで編み込んでいきます。
母さんが~夜なべ~をして~と歌いながらやったとかやらなかったとか。
赤のステッチがイイ感じ♫
1時間ほど掛かりましたが、何とか無事に完成です。
極端に太くなってるわけじゃないし手触りもいいし、充分合格点です!

残りの黄色くなったヘッドライトとホイール問題は、またゆっくり考えることにします。
黄色いのわかります?
タイヤとフェンダーの隙間にホイールの引っ込み具合、カッコ悪か!
続きはまた今度。

オーナーの悲劇 Vol.1 → オーナーの悲劇 Vol.2