サバイバルゲームを安全に楽しく遊ぶためには
サバイバルゲームとは、敵味方に分かれた者同士がエアガンを使って、様々なルールの中で疑似戦争ごっこを楽しむことです。
おもちゃの銃とはいえ、誤った使い方をすれば大ケガに繋がる危険な遊びでもあります。
だからこそルールを守り、みんなで楽しく遊びましょう!
◆参加条件
・18歳以上(18歳未満は親の承諾が必要)
・ルールを守れる人
◆銃/装備について
・日本国内で定められている規制値を超えないもの。(6mm/0.20gのBB弾を使用し1J未満)
ゲーム開始前に、必ず弾速チェックを行います。
・BB弾は0.30g未満の完全なバイオ弾のみとします。(セミバイオ弾不可)
・グレネード及びモスカートは使用可。(詳細は当日説明あり)
・CO2を使ったガスガンはOKですが、外部ガスタンクをレギュレーターで調整する仕組みのものは不可とします。
・フィールド内はゴーグル必着。(フルフェイス推奨)
・衣服は自由ですが、なるべく肌の露出の少ないものを選び、各自ケガ防止に努めてください。
・キャップやグローブ、肘/膝パッド等の装備もおすすめします。
・靴についても特に指定はありませんが専用のブーツがいいでしょう。または、くるぶしが隠れるようなハイカットのシューズをおすすめします。
悪路に強いトレッキングシューズはオススメです。
◆特殊ルール
・フルオート機能のある銃で櫓(やぐら)から撃つ場合はセミオートのみとします。
・キルハウスの屋根越しの射線は撃てない。(建物なので屋根がある前提です)
・FF(フレンドリーファイア:味方撃ち)は、撃った方はセーフ、撃たれた方はヒット扱い。
◆スタート合図
・それぞれのスタート位置についたら、ゲームのスタートコールがあるまで発砲したり動き出したりしないでください。
・一斉に走り出すと危険です。周囲の人の動きにも注意しましょう。
◆発砲時の注意
・故意に頭部や顔面は狙わないこと。
・至近距離から撃つときは、なるべくパワーの弱いハンドガン等の銃で撃つようにしましょう。
・頭部への着弾や、至近距離から発砲したときは、ゲーム終了後に「さっきはすみません、大丈夫ですか」等の声掛けをしたほうがよいでしょう。遊びが楽しくなくなっては意味がありません。
◆ヒットコール
・自身(装備品も含む)にBB弾があたったら、周囲に聞こえるよう大きな声で「ヒット」や「ヒットです」と言い、速やかにそのときのルールに従って移動してください。
・跳弾(何かに跳ね返った弾)はセーフとしておりますが、跳弾の確信が持てないときはHITとして行動してください。
・退場中に間違って撃たれないためにも、手や銃を上げて「ヒット出まーす」「ヒット通ります」等と言いながら移動するのがいいでしょう。
◆退場後
・フィールドから退出するときは、マガジンを抜き安全な方向に数発撃ってチャンバー内のBB弾を排除すること。
・銃をセーフティーポジションにすること。
◆禁止行為
・ゾンビ行為。(被弾してもヒットコールをせずゲームを続行すること)
・定められたルール以外では、直接相手プレイヤーに触れてはいけません。
・セーフティーエリア内では所定の場所以外では絶対に発砲してはいけません。試射する場合は、所定の場所で決められた方向に向かって試射してください。
・ゲーム中はもちろん、それ以外のときも暴言や悪口など、雰囲気を悪くするような言動は慎んでください。
◆その他の留意事項
プレイヤー同士で一番トラブルになりやすい事が「ゾンビ行為」です。
「今当たっただろ!?」や「あの時当たったのに、何でヒットコールしなかった!?」などという口論がしばしば起きることがあります。
遠距離だとスコープ越しに見ても、着弾を絶対的に確認できるわけではないし、風に流されて当たっていないこともあるでしょう。
近距離でも装備の上からだと分からなかったり、走っている最中だと気付かないこともあります。
「当たったかな?」と感じたときは、ヒットコールしたほうがあなた自身の信頼性が高まり、結果的に楽しくゲームを進めることができるでしょう。
また、繰り返しになりますが、頭部(顔面)への着弾は大変危険です。
狙ってなくても、不慮として当たってしまうことは往々にあります。
そうなったときは、やはり後で声掛けをすることを強くおすすめします。
そして「挨拶」です。
知らない人同士の集まりとはいえ、同じ趣味を持った仲間です。
朝会ったら「おはようございます」「今日はよろしくお願いします」
帰るときは「お疲れさまでした」「お先に失礼します」
といった感じの挨拶は交わしてほしいです。そして、早く仲良くなってほしいと思います。
すべては安全に楽しく遊ぶためです。
何かトラブルになりそうなときは、オーナー及び関係者に報告してください。
代表的なゲームのルール
毎回スタート前にゲームのルールを説明してから始めるようにしております。
説明が分からなかったり、聞き取りにくいときは遠慮なく言ってくださいね。
また、ここに説明しているゲームは当店の代表的なゲームの一部です。
ゲームの内容は随時変化しております。
当日のゲームのルール説明は良く聞いてくださいね。
◆ダメージ戦
被弾ヵ所に応じて、自身の行動に制限がつきます。
頭部と胴体は、一発でアウトです。
腕一発目:銃の取り扱い全てにおいて、当たった方の腕が使えない
腕二発目:どちらの腕に当たっても、両腕使えない
腕三発目:アウト
足一発目:走れない&しゃがめない
足二発目:どちらの足に当たっても、その場から動けない
足三発目:アウト
ガンヒット:持っている銃が使用不可。サブのハンドガン等は使用OK
といった感じなので、幸運にも腕×2、足×2、所持銃の数の被弾であれば、アウトにはならない事になります。
声を出す以外、何も出来ませんけど(笑)
このゲームのヒットコールは「足!」や「ヒット!銃!」とコールしてください。
頭と胴への被弾は、「ヒット!」でOKです。
◆殲滅(せんめつ)戦
最も基本的なゲームと言えるでしょう。
シンプルに敵チームを殲滅させることが目的です。
制限時間内に敵チームを殲滅できれば勝利です。できなかった場合は、残存兵の多い方の勝利となります。
※スタートコールから5分以内は無限復活等のルールを付加するパターンあり。
◆拠点制圧戦
フィールド内にある5か所の拠点を取り合うゲームです。
制限時間は10分間で、無限復活です。
赤チームは赤を上向き(黄チームは黄を上向き)にフラッグを立てます。
制限時間終了時に、3/5以上の拠点を制圧した方のチームが勝利となります。
拠点に設置されたフラッグが、全て同色(完全制覇)になった場合は、その時点でゲーム終了です。
◆カウンター戦
それぞれのスタート地点に、カウンターを置きます。
ヒットになったら自分がスタートした地点まで戻り、カウンターを一つ進めて復活します。
通常はセミオートで10分間の無限復活です。
状況により、3人なたは5人復活した時点から、そのチームはフルオートOKとなるルールを付加します。
制限時間終了時に、カウンターの数字が少ない方が勝利となります。
◆籠城(ろうじょう)戦(片陣戦)
プレイヤーを攻撃チームと防御チームに6:4または7:3くらいに分けます。
防御チームは、自陣営から一定の範囲内に兵を配置し敵の進軍を阻んでください。
攻撃チームは防御チームの攻撃をかわしながら、敵陣営のフラッグ奪取を目的とします。
勝利判定は制限時間までフラッグを守り通せば防御チームの勝利、フラッグを奪取できれば攻撃チームの勝利となります。
また、防御チームはフルオートOKだが攻撃チームはセミオートのみ、のような条件を付加する場合があります。
◆バトルロワイアル
自分以外はすべて敵になります。
フィールド中央に集合し、各自バラバラに分かれたところからゲームスタートとなります。
最終的に一人残る、またはその時の条件を満たした者が勝者となります。
このゲームは少人数向きです。
●オプションルール/ハンドガン戦
その名の通り、ハンドガンのみを使用するゲームです。
いわゆる「縛り」です。
個人的に、これが大好きです。
先に説明したゲームをハンドガンのみを用いて行います。
リボルバーをお持ちの方が複数いらっしゃれば、リボルバー戦もやりたいと思っています。
冬場はガスブロが使えなくなるので、エアコキのハンドガン戦をやりたいと思ってます。
●オプションルール/メディック戦
通常はヒット=退場ですが、メディック戦とは特定の方法により復活しゲームを続行する事ができます。
被弾してヒットコールをしたら、その場にしゃがんで待機し助けが来るのを待ってください。
その間、攻撃はできませんが、声を出して助けを呼ぶことはできます。
赤(黄)チームであれば「赤(黄)メディック!」や「赤(黄)助けてー!」と言って味方に知らせてください。
ただし、助けを呼ぶことはできますが、敵の位置を教えたりしてはいけません。
衛生兵役は特定せず、誰が誰を助けてもかまいません。
メディック方法は通常はタッチ方式なので、手と手でタッチや肩をポンと叩くような感じでOKです。
メディック戦のオプションルールとして、見方が助けに来る前に敵からタッチされたらマーカーを付け直し寝返らせる事ができる『寝返り有り』でやることもあります。(マーカーがガムテープのプレイヤーは、マーカーの付け直しができないので退場となります)
メディックの方法はその時の状況により変更する場合があります。
※タッチメディック方式での注意点
・強く叩きすぎない事。
・相手が女性の場合は銃にタッチしたり、手と手でタッチするなど十二分に配慮すること。