こんにちは、SAATです。
今回ご紹介銃は、東京マルイの次世代電動ガン『M4A1カービン』です。
三重県にお住いのK様からの依頼で、新品からの作成になります。

今までにもスコーピオンmod.Mやガスブロのグロック等のカスタムをやらせていただいたのですが、今回は「もう少し大きい銃が欲しくなっちゃった」ということで、次世代M4A1をベースにしたカスタムガンの依頼となりました。

はじめはマルイのM4パトリオットだったのですが、命中精度、剛性、リコイルの3点から、次世代をベースにすることに決定。
ただご家庭の事情で露骨にデカい銃はNGなので、少しでも短く(小さく)なるよう、画像のやりとりをしながらこのデザインとなりました。

外装で交換する部品は、ハンドガードとストックにバレルベースです。
とりあえずアッパーレシーバーとフロント回りをバラします。
今回、分解手順は省略させていたきます。
ハンドガードは4インチの、ノベスケ刻印の物をチョイス。

ハンドガードの位置を360度自由に固定できるタイプもありますが、このハンドガードはバレルナットに対して特定の位置でしか固定できないタイプなので、センターを合わせるためのシム調が必要でした。
後はバレルナットの溝の高さや深さが合わない物もあるので、物によっては一手間二手間かかってしまう事があります。
インナーバレルが長すぎるので、適当な場所でカットとなります。
K様と相談して、下の長さとなりました。
次はメカボックスですが、この銃は前方配線の為、後方配線に引き直します。
もちろんメカボックス内は、キレイに洗浄してますよ
シム調整とグリスアップも終わり、メカボックスは終了です。

スタンダードなメカボであれば、後で初速調整のために何度か開けるんですが、次世代のVer.2メカボなので、一度分解すればメカボを分解しなくともスプリング交換できるようになるのはありがたいです。

それにしても汚れ一つないこの姿は、何度見ても気持ちいいです。
モーターにSBDを装着して、グリップ内に戻します。
最後にストックです。
今回はリコイルは残したままなので、バッテリー収納スペースのあるストックに限定されます。
ということで、見た目のスマートなAPSのRS2にしました。

ただ、次世代のストックチューブとは相性が悪く、削らないと入りませんでした。
地道にシコシコして、完成です。
スティックタイプのバッテリーが収納可能です。
内外のカスタムが終わり、無事に完成です^^
ギリギリですが、マルイのショートサイレンサーがハンドガードとの隙間ゼロで取付けられたので、しばらくはこの形でお使いになられるようです。
スリム&コンパクトで、なかなか良い感じじゃないでしょうか。
みちろん実射性能もバッチリですよ(^_^)v

何度もご依頼いただいてるし、新品本体+カスタムと同時に写真のドットサイト(VECTORのマーベリック)もご購入いただいたので、SBDと私物のショートサイレンサー(中古)はサービスで付けさせていただきました。

カスタム後の数値はこんな感じです。
・0.20g ノンホップ:86.3m/s → 適正ホップ → 92.5m/s → 最大初速94.6m/s
・0.25g ノンホップ:80.6m/s → 適正ホップ → 85.4m/s → 最大初速85.6m/s
・サイクル 14.5発/秒 ※リコイル有り